胎児水頭症とは

胎児の水頭症とは、どんな病気でしょうか。脳が収まっているところを脳室というそうですが、そこには髄液という液体があります。

そこに脳が浮いている状態なのですが、髄液の産生・循環・吸収などいずれかの異常により髄液が頭蓋腔内に貯まってしまい脳室の圧力が高くなった影響で、脳室が正常より大きくなる病気のようです。

先天性の胎児水頭症ですと10000人に2人~8人程度といいます。

発症は先天性のものばかりではなく、脳出血や、頭部への外傷、脳腫瘍などによっても発症してしまうといいます。

後天性の場合にも幼児水頭症と同じく、脳内の圧力があがることから頭痛や、嘔吐、意識障害などの症状があり、早急な対応が必要となってます。

また正常圧水頭症というケースもあり、これはおもに成人に起こるケースなのですが、脳室の圧力も正常にもかかわらず水頭症を引き起こしてしまうものらしいです。

正常圧水頭症の症状としては、認知症を伴います。胎児の水頭症は先天性が多いのです。

胎児は頭蓋骨が柔らかいので脳圧が高くなってしまうと頭が大きくなります。

水頭症の原因

後天性の水頭症の原因としては、脳の器質的疾患によるものとして、脳腫瘍・腫瘍による圧迫のため、脳脊髄液の循環系が閉塞します。

特に中脳水道など、解剖学的に狭い部分が閉塞しやすいそうです。

クモ膜下出血が原因の場合、脳脊髄液は側脳室脈絡叢で産生され、クモ膜顆粒で吸収されますが、クモ膜下出血後にはこのクモ膜顆粒の機能が障害され、水頭症となることがあります。

脳圧の上昇が強くはなく、慢性の経過で神経症状が現れるものは正常圧水頭症と呼ばれ、脳圧亢進症状よりも高次機能の低下(認知症に類似する)が目立つことがあります。

その反面、胎内中の胎児水頭症の原因としては、これといった原因は解明しておらず難病の一つとして数えられているそうです。

超音波などで、胎児水頭症ということが分かったときの両親や家族の方々は、非常に悲嘆にくれるとおもいます。

しかし現状を受け入れ、生まれてくる我が子を最善のサポート体制で望むことが最良の予後に繋がると思います。