心膜炎とは

心膜炎とは、心臓の病気です。

心臓というと怖いイメージがあるのは自分だけでしょうか。

それだけで、なんだか縁起でもないことをたやすくイメージすることができます。

心臓は数ミリの薄い膜で覆われています。

その膜を心膜といい、その内側を心膜液という液体状のものがあります。

心膜炎を発症すると心膜液が増加します。

心膜液が増加すると、心臓がもっている炎症を防御する機能や、スムーズに心臓を作動させる機能が低下してしまいます。

主に合併症として発症しますが、合併症以外にも発症するこもあり、急性心膜炎のなかの特発性心膜炎は発症率も多く、その原因があまり解明されていないため不安です。

ウイルス感染や自己免疫反応が原因ではないかなどとも言われているようです。

急性心膜炎の症状としては、急に胸が痛くなったり、発熱がみられます。

また上気道感染症状から特発性心膜炎に発症するケースが多く胸膜炎などの合併症なども引き起こすようです。

心膜炎の症状と治療

他の自覚症状として、食欲不振や、それによる体重の減少。胸痛は、鋭い痛みがはしり、どちらかというと左胸が痛みます。

またその痛みは前屈したりすると軽減するのが特徴のようです。

心膜炎の検査としては心電図やレントゲンが確認しやすいでしょう。

特発性心膜炎の治療法としては、まず熱がさめるまでは安静にしなくてはなりません。

胸痛に関しては非ステロイド抗炎症薬などを投与します。

心膜液が多量に増加した場合は、心タンポナーデとなります。

心タンポナーデは全身から心臓に血液が滞ってしまう症状で、ショック死などの恐れのあるとても危険な症状です。

なので、心膜炎の治療とは、胸痛の治療。原因疾患の治療。心タンポナーデの治療の3つです。

心タンポナーデの治療は、多量に増加した心膜液を抜くために心膜切除などからの排液が必要です。

特発性心膜炎は、治療すれば予後は比較的良好です。

特発性心膜炎を発症した人は再発する可能性もあるので注意してください。

早期発見、早期治療がどんな病気に対しても有効ですので、速やかに医師の指示を仰ぐようにしてください。